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見分けが難しい精神症状 うつ病と双極性障害の違い

うつ病と双極性障害の違い

うつ病と双極性障害の違いとしては、前者はうつだけがあるのに対して、後者は躁とうつの2つの症状があります。ですがこの2つのどちらもうつがあるため、見分けることが非常に難しくなっていて、後者の場合でもうつだと言われることが多くあります。
なので、うつだと言われても躁の状態になるまでは後者の可能性も残り続けます。躁の状態が出てくるまでは早くて数ヶ月、長くて数年かかってしまうので、判断するのには非常に時間がかかり難しくなっています。最初に10人うつだと診断された場合でも、最終的にその中のひとりが躁の状態が出てくることが多いです。
うつを経験する人は国内では100人中5人程度、海外では100人中10人程度だと言われていて、最近は知らない人は少なくなってきているのではないでしょうか。
反対に躁を経験する人は100人中1人程度だと言われており、うつと比べると少なくなっていますが、ほとんどいないという訳でもなく、周りにいてもおかしくありません。
うつ病になりやすいのは男性よりも女性の方が多く、特に中高年で多く見られます。反対に後者は20代前半に多く見られるようになっており、男女どちらも同じくらいの割合になっています。
双極性障害の場合、うつ状態の時には病院に行きますが、躁状態になってしまうと、治ったのではないか、元気になった、と思ってしまい通わなくなってしまいます。
元気な状態であれば良いのではないかと思ってしまうかもしれませんが、病的なまでにハイテンションな状態が続いてしまいます。たくさん話すようになったり、偉くなったように思ったり、浪費するようになったりしてしまいます。これらが一週間程度続いてしまうと、人間関係に問題が出てきたり、入院しなければならない状態になってしまい躁状態だと診断されます。
この2つは治療方法も少し異なってきます。うつの場合はうつを良くしていくことを考えますが、躁もある場合では、躁とうつの落差を減らすことを考えていきます。
そのため前者では抗鬱剤が処方されて、後者では気分安定薬などが処方されることが多いです。後者の場合に、うつの治療を続けてしまうと、効果がほとんどなく、より躁とうつの波がひどくなってしまうこともあります。
本人もどちらか把握しづらいものになっています。身近な方が見ていて、少し疑問が思う所があれば、言いづらいかもしれませんが、病院を勧めた方が良いでしょう。より良い関係にしていくためなので、相手も理解してくれるはずです。